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家・戸建て売却

家売却前にここまでやれば安心!家を売る前に知っておきたい内覧の全知識

家を売る場合、売主には内覧を行うという手順が発生します。

内覧とは、購入希望者に対して実際に家の中を見せることです。

しかし、内覧ではどんなことをするのか、内覧を成功させるポイントや準備すべきこと、内覧をする時の注意点などについて、疑問を抱いている方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、家を売る際の内覧について解説します。

家を売ろうとしていて内覧をしようと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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内覧とは

この章ではまず、内覧とはどのようなものかご説明します。

内覧とは、購入希望者に実際の物件の内部を見せることです。

内覧は、物件に興味を持っている購入希望者に、最終的に物件を確認してもらう行為であるため、とても重要です。

不動産会社に家の売却を依頼すると、不動産会社はインターネット上などに広告を出します。

具体的には、「SUUMO」や「アットホーム」といったポータルサイトに、物件情報を掲載することになるでしょう。

それを見た購入希望者が不動産会社に問い合わせをします。

問い合わせを受けた不動産会社は、売主に連絡して日程を調整し、内覧を実施します。

不動産は大きな買い物ですから、購入希望者は通常、ネットの広告だけを見て購入を判断しようとはしません。実際に物件の中を確認した上で、購入を決断することがほとんどです。

つまり内覧は、物件に興味を持った購入希望者の最終判断の場になると言えるでしょう。

そのため、しっかりと内覧の準備しておくことが重要です。

内覧をする前の心構え

では、実際の内覧にはどのように臨めば良いのでしょうか。

次に、内覧を行う際の心構えについて解説します。

内覧では、いい加減な対応をしないことが重要です。

節度のない対応をしてしまうと、希望者の購入意欲を下げてしまう結果になりかねません。

高圧的な態度や失礼な素振りは見せないようにしましょう。

一方で、内覧は購入希望者の決断を左右する重要な局面ですが、気負い過ぎることはありません。

内覧に来る人の中には、他の物件と比較中の人や、ほぼ購入を決めているものの一応内部を見ておきたい人などがいて、興味の度合いはさまざまです。

そのため、売主が意気込んで内覧に臨んでも、結局購入が決まらないということはあり得ます。

そのような場合は「条件が合わなかったのだ」と考え、次の購入希望者に対応していきましょう。

一戸建てやマンションの内覧では、最初の10秒以内で購入希望者がその物件を気に入るかどうかで決まると言われています。

つまり、内覧では第一印象が大事だということです。

これから家を売ろうとしている方は、物件の第一印象を上げることを意識しましょう。

しかし、どうすれば第一印象を良くできるのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。

内覧の最初の10秒間で特に意識しておきたいポイントは、以下の2点です。

1.玄関回り

玄関は「家の顔」と言われ、購入希望者が内覧で初めに目にする場所です。

第一印象を左右しやすいポイントですから、特に注意をはらい、きれいで明るく見せておくと良いでしょう。

玄関回りに外窓がないなど暗い印象になっている場合は、照明を用いて明るいイメージにすると効果的です。

見た目の印象の他、機能性もチェックされるでしょう。

例えば、扉の開け閉めはスムーズか、靴を置けるスペースはどのくらいか、収納スペースは充分にあるかといったポイントです。

こうした点を事前に確認し、必要に応じてメンテナンスを行いましょう。

2.リビング

リビングはいわば家の第一印象を決定付けるもので、内覧者の約半数は、リビングを見て大体の意思を決めるとも言われています

リビングは生活の中で多くの時間を過ごす場ですから、重視する方が多いのでしょう。

リビングでチェックされるのは主に、明るさや清潔感、そして広さです。

普段カーテンを閉めていることが多い方も、内覧の際はカーテンを開け、なるべく外から明るさを取り込むと良いでしょう。

また、きれいに掃除して清潔感を演出し、無駄なものを置かず広々とした空間を意識すると、好印象を得やすくなります。

リビングからベランダやバルコニーが見える物件では、ベランダ・バルコニーの清掃もしておきましょう。

内覧のスケジュール

では、実際に内覧をすることを決めたら、どのようにスケジュールを組み立てれば良いのでしょうか。

次に、内覧を行う際のスケジュールについて解説します。

内覧をする時は、スケジュール調整が大切になります。

一般的に内覧は休日に集中しますので、売却活動を開始したら極力、土・日・祝日は内覧対応に充てるようにしてください

また、買い替えに伴い新しい家を購入する予定の方は、土・日・祝日にはご自身も物件の内覧に行くことになるでしょう。

そのため、買い替えの場合はスケジュール調整がとても難しくなってきます。

ただし、購入のための内覧に関しては、ご自身が即決すれば早く終わらせることも可能です。

一方、売却する家については、なかなか買い手が現れない、希望の価格で売れないといった要因から、売却活動が長引くことがあります。

買い替えをする方は、売却の内覧活動を早めに始めて、余裕のあるスケジュールを組むようにしましょう。

内覧当日に準備すること

次にこの章では、内覧当日の準備について解説します。

内覧当日に準備すること

  1. スリッパを用意する
  2. 全ての部屋で空気の入れ替えをする
  3. 全ての部屋の電気を点ける

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.スリッパを用意する

スリッパは、内覧に来る人数分を必ず用意します。

何人来るのか、不動産会社に事前に確認しておきましょう。

スリッパを履いていない状態でフローリングを歩くと、体が冷えてします。

購入希望者の体を冷やしてしまうと、物件の印象まで悪くなってしまう可能性があります。

良い印象を持ってもらうためにも、スリッパはきちんと用意しておきましょう。

2.全ての部屋で空気の入れ替えをする

購入希望者が来る直前には、全部屋の窓を開けて空気の入れ替えをしてください。

売主は自身の家のにおいに慣れていても、購入希望者にとっては気になる場合もあります。

空気を入れ替え、においを取り除いた状態で購入希望者を迎えましょう。

なお、アロマグッズを持っている人は、さりげなくアロマを焚いておくのも効果があります。

新築マンションの販売では、マンションデベロッパーがおもてなしとしてアロマを焚く場合もあります。

3.全ての部屋の電気を点ける

内覧では原則、全ての部屋を購入希望者に見せることになります。

その際、電気が点いていない部屋があると暗い印象を与えてしまいます。

家の印象を明るくし、テンポ良く内覧を進めるために、あらかじめ全ての部屋の電気を点けておきましょう

内覧時は効果的に情報を提供する

内覧時、購入検討者により良い印象を抱いてもらう方法はあるのでしょうか。

そのためには、効果的に情報を提供することは重要になります。ここでは、内覧時に伝えるべき情報について解説しましょう。

内覧の際は購入検討者に対し、物件のことだけではなく、地域の情報も伝えることがポイントとなります。

全国宅地建物取引業協会連合会が2021年に発表した「『不動産の日アンケート』-住宅の居住志向及び購買等に関する意識調査-」によると、住宅の購入で重視されている項目の上位は以下の通りです。

不動産を購入するときの比較ポイント

ここから、住宅の購入希望者は「周辺・生活環境が良い」ことを最も求めていることが分かります。

内覧では物件のことだけではなく、周辺環境についてもアピールすると効果があるでしょう。

例えば、スーパーは近いか、周辺に病院や学校があるかといった情報です。

地元の細かい情報は、住んだことのある人にしか分からないことも多いと言えます。

地域に関する生きた情報を提供し、購入希望者の背中を後押ししましょう。

3ヶ月経っても売れないのは販売戦略ミスかも!?

公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2020年)」によると首都圏の中古マンションの平均販売期間は約3ヶ月(88.3日)となっています。

また、中古マンション価格に目を向けてみると、第一回緊急事態宣言が出された2020年4月に一旦大きく値下がりしていますが、5月にはすぐに回復に転じ現在では、緊急事態宣言以前の水準よりも価格が上昇しています。このことから、中古マンション市場の活況感が伺えます。

長期的な観点でも2012年以降、継続して成約価格が上昇傾向にあるため現在は「売り時」といえるでしょう。

 

中古マンション成約状況

コロナを経て今が売り時であるにも関わらず、平均販売期間の3ヶ月以上が経過しても売却ができていないのであれば、ちょっと焦らなければならないかもしれません。

いつまでも売却できない場合、以下が要因として考えられます。

  • 設定している販売価格が高すぎる
  • 「築年数が古い」「室内状況が悪い」といった、個人が買主となる「仲介」という売却方法では売りにくい物件である

売却活動を始めてから3ヶ月を超えている場合は、そもそもの販売戦略を間違えている可能性があります。「仲介」から「買取」という売却方法へ切り替えることも検討しましょう。

仲介と買取の違い

買取とは、マンションの売却方法の一種で、一般的な仲介による売却とは異なり不動産会社が直接買主になります。

仲介と買取の違い

仲介会社は売主と媒介契約を締結したのち、なるべく高い価格で売却するために顧客への紹介の他、チラシやインターネットによる販売活動を行い、広く買主となる人を探します。

すぐに買主が現れ、高く売れる場合は問題ありませんが、買主が見つからない場合は、販売期間が長期化したり、当初設定した価格を下げざるを得なくなります。

仲介会社が直接購入する訳ではないので、仲介会社の査定は売れる可能性が高い推定の価格です。

一方で、買取価格は買主となる不動産会社が実際に購入可能な買える価格を提示していますので、場合によっては最短で数日で契約・決済まで完了させることができます。

スター・マイカでは、独自のデータベースによる正確な査定を行っており、9割超のお取引で最初に査定した価格またはそれ以上の価格で実際に買取を行っております。

実際査定を依頼いただく方の多くが仲介による販売活動を経験し、比較検討されています。

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仲介と買取の売却方法の違いを詳しく知りたい方には、こちらの記事で詳しく解説しています。

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“作る”から“活かす”社会の実現をめざし、リノベーション中古マンションを販売する会社です。オーナーチェンジ物件の買い取りを得意とし、常時3,000戸以上保有しています。不動産のプロとして「納得のいく不動産売却」のための情報を発信しています。

スター・マイカ株式会社 宅地建物取引業者免許 国土交通大臣(03)第8237号
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